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ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理

ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理

人気ランキング : 9769位
定価 : ¥ 2,415
販売元 : 日本経済新聞社
発売日 : 2004-04

価格 商品名
¥ 2,415 ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理
投資家向けではない。

はっきり言って、投資家向けではないだろう。
内容がアメリカを下地にしている部分、著者が学者であるという部分など、なかなか人が受け入れづらい。

勿論、面白い部分もある。過去のバブルの事例を取り上げている。チューリップバブル、土地バブル、日本バブル、ITバブルなどなど。

あとは、終盤の年齢ごとのライフスタイル提案も面白かった。


それ以外の300ページは、一貫性が無く、論ずるべき部分をさりげなく無視している印象を受ける。

内容豊富で、なかなか興味深い一冊。

市場とは、相場とは、バブルとは、そういった投資や投機に関する歴史観を養うにや良書。しかし、そうはいってもある程度の距離感を維持して読むべき本ではある。別の方も述べておられるように、バフェットが成功した理由をこの本では触れられていないのである。バフェットは個別銘柄を買う方法で資産を増やした。この方法は、本書で述べられている「不滅の真理」とは相容れない。

もう少しやさしい内容であれば

もっとポピュラーになるのでしょうが、あまりにも内容が大部。

しかし、それにしても株や投資を始める方は、一度は目を通される方がいいかなと思います。

忙しい人はコレでしょう

多くのプロのファンドマネージャーはインデックスファンドのバイアンドホールドに勝てていないことを科学的に論証しています。
短期売買は手数料、キャピタルゲインへの課税、将来の株価は決して予測できないことなどからバイアンドホールドに勝てないとのことです。
(テクニカル派は筆者にとってバカにする対象であり、一章をさいて痛快にやっつけています。)

やはり疑問に残るのは、バフェット流投資vsインデックスファンド投資ではどちらに軍配があがるかということで、本書ではここにはほぼ触れておらず、
バフェットの神業への説明は放棄されています。

一般投資家にとってインデックスファンドのバイアンドホールド戦略は有効であるばかりでなく、時間と労力も最小限ですみます。
銘柄発掘に使う時間を他の人生の目的に使いたければ、最も合理的な株式運用方法でしょう。

投資のリスクの仕組みや意外と無視できないコスト

内容は、巷に多いアレ系の書籍らとは一線を画し、
表題通り教科書に近いものです。

平たく言えば、著者は、市場の予測不可能性とあらゆる情報を瞬時に株価に織り込んでいく効率性から、株価を予測しようとするアナリストや長期的に市場平均以下の運用結果でしかない多くのファンドマネージャーを非難し、幅広い銘柄に投資され市場の値動きと連動するインデックス・ファンドを購入し長期間保有する方法が長期的には手堅くリターンを得られると説いています。

投資のリスクの仕組みや意外と無視できないコストについて知識と視点が得られるという意味で、非常に面白かったです。

株式を運用すること自体にやりがいを感じたり、そこへの知識を深めたいと思わないのなら、インデックス・ファンドに走った方がいいのかなというのが率直な感想。何か最近の若い人の間では、株に手を出すこと自体がステータスのような感もあることにやや懐疑的であるだけに、この本からはよい視点をいただきました。

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