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戻る投資苑 − 心理・戦略・資金管理
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人気ランキング ： 5802位 |
| 価格 | 商品名 |
| ￥ 6,090 | 投資苑 − 心理・戦略・資金管理 |
著者は、ニューヨーク在住、旧ソ連からの亡命精神科医兼トレーダーで、アメリカでは息の長いロングセラーを続けている、と聞けば、500ページ近い厚さにもかかわらず、思わず手にとってみたくなるのではないだろうか。 内容は、決してその期待を裏切らない。特にイントロダクションから2章までの、心理学のアプローチを提供した切り口で、トレーダーが犯しやすい失敗をまるで腑分けするかのごとく分析していくくだりは、どのレベルの投資家にも「必読の書」といえるかもしれない。 著者は、投資家にとって必要なものは「規律」であり、もう1つの職業である精神科医としての経験から、「アルコール中毒症患者」と「一皮むけることのできない投資家」の共通点をえぐりだす。「あなたのトレーダーとしての成功は、自分の感情をいかにしてコントロールするかにかかっています」というのである。 本書を特徴づけるもう1つのポイントは、「テクニカル分析」の手法について、十分な網羅性を保ちながら、コンパクトでかつ平易にまとめられていることだ。各項目に関する索引、参考文献も押さえられており、ここが「投資苑」なるゆえんだろうか。 ただ難をいえば、対象となる読者像がやや浮かびにくい。たとえば著者は、投資家のリスク管理上、当然のように「ストップロスオーダー（逆指値）」の設定が必要である、としているが、日本の株式市場ではつい最近になってこの形の注文形態が可能になったということもあり、金融機関で売買を仕事とする人以外の一般的な投資家にとっては、やや違和感のあるところかもしれない。（杉 良介）
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やはりこちらから |
私は投資苑２を先に買ってよみましたがこちらから読んだほうが良かったみたいです。
いくつかテクニカルや手法がのってますが試してみるべきだと思いました。そして
損きりもルールなくして相場に生き残れることはない。という事です。入門書の類
ばかりを読み漁って損をふくらませた私にとってはもっと早く読んでれば?と思って
しまったしだいです。
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投資家の心理分析、テクニカル分析、リスク管理 |
投資苑は学ぶ点が多いユニークな本です。トレーディングで生活することを目指す内容となっています。
●本書で役立った点（長所）は以下の通りです。
１．個人の心理、集団の心理の観点で、投資家の心理と行動パターンを分析していること。
２．ブル(買い方)及びベア(売り方)の勢力の変化に着目して、各テクニカル指標の活用方法を解説していること。
３．移動平均に関して、単純移動平均に加えて、指数平滑移動平均(ＥＭＡ)について解説していること。
４．ＭＡＣＤ(マックディー)に関して、ＭＡＣＤ、ＭＡＣＤシグナルに加えて、ＭＡＣＤヒストグラムについて解説していること。
（ＭＡＣＤヒストグラムについて解説している書籍は少ない。）
５．リスク管理、資金管理について解説していること。
（リスク管理、資金管理は非常に重要なテーマなのですが、これを解説している書籍は少ない。）
●本書の短所は以下の通りです。
１．価格が6,090円と高いこと。
（仮に3,000円位だと皆さんももっと買い易いと思うのですが。）
２．ボリュームがかなりあるので、初心者の方は一度読んだだけでは内容を消化し切れない可能性があること。
（逆に言うとそれだけ読み応えがあるということです。）
私は投資苑から得た知識、教訓を活用して株式投資専業で生活しています。（サイト名：個人投資生活研究所）
トレーディングで生活したい方、納得がいく成果を得たい方に本書をお勧めします。
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心理面からのアプローチが斬新 |
この本の目新しさは投資家の心理面からの分析で、相場に首までどっぷり漬かっていないか自分自身をクールに見ることを養えるだろう。著者はトレンドに逆らうなという「順張り」推奨者なので、その点は考慮して読んでいく必要がある。チャート分析、テクニカル分析は一度は目を通しておいてもいいが、そのためにわざわざ買う本ではない。お金に余裕がある人にはお勧めするが、そうでない人は立ち読みで十分と思う。
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初心者卒業と同時に要らなくなる本 |
２００１年７月に買いました。
初心者だった当事の私にはいい本でした。
もっとも重要なことは２％で損切りをするということと、
１ヶ月で全資金の６％の損（評価損も含む）がでたら、
そこで手仕舞ってしまって、月末までは、
いっさいトレードをせず、戦略研究に充てるというぶぶんでした。
エルダー自身も述べているのですが、
トレーダーの第一目標はサヴァイヴァルすることであり、
大儲けする事は、二の次三の次という事になりますので、
重要なのは、資金管理（何株売買するか）とリスク管理という事に
なります。
テクニカル指標の解説も沢山述べられていますが、
どの指標がどのマーケットで実効性があるのかについては、
当然それぞれのトレーダーが検証バックテストを
充分にしてから、実売買に望むべきだと主張しています。
購入して５年経ったいまとなっては、
余りにも、メンタルの側面にウェイトを置きすぎて
いるのが、どうかという気がします。
精神分析医としての臨床経験に基づいて述べているので
しょうが、酒を飲む全ての人間がアルコール依存に
なる訳ではないのと同様、
トレーダー全てがトレーディング中毒に
なるとも限らないと思います。
続編のほうでは、アルコール依存症者が
立ち直るきっかけは、本人が「個人的地獄」ともいうべき
どん底体験をする必要があると述べられていますが、
相場で地獄を見てまで立ち直ろうという人が
読者の中にどれだけいるのかと、思います。
何か「相場地獄で男を磨け」みたいなところが
あって、
初心者レベルを卒業してしまうと
「そんな脅かさなくてもいいじゃん。」という
きになってしまいます。
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初心者を脱出したい人へ |
ボリュームが多く初心者の方には読みにくいかもしれませんが、
初心者を脱出したい人は読んでみる価値は十分にあります。
心理面・テクニカル指標の使い方・そして最も大事なリスク管理まで
読破できれば基本を一通り理解できるようになるでしょう。
まあ株で1億円なんて思わず、まずは生き残ることを学びましょう。
正しいトレードを続けていれば資産は徐々にですが上向いていきますよ。